未勝利戦が終わりましたので、2017年産駒の成績を振り返っていきたいと思います。
※写真はシルクホースクラブホームページ掲載の情報で、転載許可をいただいております。

2017年産駒の振り返り

全11頭(中央9頭、中央→地方1頭、地方1頭)

中央勝ち上がり 4/10(40%)
シルク 2/5(40%)
東サラ 2/3(66.7%)
ターファイト 0/1(0%)
広尾 0/1(0%)

地方(勝ち上がりって言うのか?)
ターファイト 1/1(100%)

中央の勝ち上がりは40%と2016年産の80%から半減。ノーザン産だけに限定したら4/7(57%)なので、各クラブの勝ち上がり率と同じ平均的なレベル。悲観するほど悪くはない。良くもないけど。問題なのは勝ち上がった馬が上の条件で頭打ちなこと。グランデストラーダのように覚醒するパターンに期待するしかないか。

勝ち上がり率だけ見ると「ノーザン大正義では?」「早く非ノーザンクラブ退会しようよ」という囁きがどこからともなく聞こえてくるのですが、出走数を見ると一概にそうとは言えないのです。

ノーザン産の平均出走数 4.7レース
非ノーザン産の平均出走数 7.5レース
※全体の平均ではなく私の出資馬のデータ

ブリジャールの故障引退があったとはいえ、ノーザン産は新馬戦が始まって未勝利戦が終わるまでの約1年2カ月で4,5回、つまり3カ月に1回しか走ってくれなかったんですよ。

どういうことかと言うと…

とあるノーザン産未勝利馬の出資者の1年

デビュー戦「成長待ちですね、一旦牧場に」

~3カ月後~

久々にレース「うーん、次は別条件を試してみます」

~3カ月後~

別条件にチャレンジ「うーん、合わなかったようです」

~3カ月後~

ラストチャンス「申し訳ございませんでした」

~号泣~

これで終わりはさすがに辛い。辛すぎる。

本題に戻りまして

当たり前なことで勝てば微細なことはどうでも良くて基本楽しくなります。でもよほど馬を見る天才でない限り半分くらいは未勝利引退。そう考えると長く一口馬主を楽しむのであれば、「勝てない時期の対応」って結構重要ということになります。

そもそもノーザン系クラブが悪い訳ではなく、ルール上「同一馬主の同時入厩90頭制限」というルールがあるらしく、毎年80頭前後募集&勝ち上がり率50%のシルクで毎月コンスタントに出走するのが難しいのはすぐに理解出来ます。募集数減らされると出資が出来なくなりますし、これはある程度仕方がないと思います。

一方でターファイト&広尾の2頭は勝てなかったものの、未勝利戦が終わる最後の最後までどうにかしようというのが伝わってきましたし、ラスト1カ月に3戦したジャストポケットは特に楽しませてもらいました。そして募集金額自体も安いのでいずれも未勝利で回収率60%超。

もちろん出走する度に負けるのも辛いので、数多く走ったらそれで良いのか?という気持ちもあるんですけどね。つまりまだ自分にとっての正解はよく分かっていません。

やってみなければ分からない精神でクラブと出資馬をたくさん増やしてきました。新型コロナの影響で競馬場にも牧場にも行けずというこの落ち着いた(一時的に熱が冷めた?)タイミングで、一度クラブや出資に対して精査が必要だなと思っています。まだまとまっていないのでまたの機会に。

出資馬たちへのコメント

さて、グダグダ長々しょーもないことを語りましたが、メインはこれ。全11頭に個別でコメントを。

シルクホースクラブ

コバルトウィング
デビュー2戦目で勝ち上がり、その後は1勝クラスで2度掲示板に載るも早々に地方へ転厩。転厩初戦は京浜盃2着と夢は広がりましたが、その後は世代上位クラスに通用せず苦戦中。

個人的には重賞にこだわらず、まず勝てそうな条件で使ってほしいなと思っています。あとマイルを試してほしい。しかし次走は盛岡ダービーグランプリ(D2,000)も視野に入れているそうで、まだ距離短縮は検討していなさそう。

あと直近3走を見て1つ気になっているのは、ナイター競馬が苦手なのでは?ということ。杞憂であることを願います。。

アンジェロフィリオ
デビュー戦で大差勝ちから約半年、脚の様子見ながらの調整でなんと現在の馬体重561kg。常に脚部不安とセットなのは出資時から覚悟していたので後悔はないですね。脚元さえ無事ならまだまだ勝てると思っているだけに、どうにか無事出走出来るよう頑張ってほしい。期待してるよ!

ブリジャール
全4走で2着3回、3着1回。2着3回は全て着差0.0。そして屈腱炎で引退。チャンスがあった時にモノに出来るかどうか、その重要性を学ばせてもらった1頭。たった1度のチャンスをモノにしたアンジェロフィリオとは対照的。

たらればを言ったらキリはないですが、最初に勝ち切れていれば屈腱炎になるほど無理に使うこともなかっただろうな。

そのためブリジャール引退以降、調教師や騎手の「負けて強し」「そのうちチャンスは回ってきます」的なコメントを見ると、ブリジャールのことを思い出して「そんな甘いこと言ってるんじゃないよ」と思ってしまいます。

フレジエ
4戦して1度も掲示板に載ることなく引退。厩舎的に期待していなかったのでしょうが、それにしてもひどい使い方でした。クラブからのコメントとレース選定だけで何も考えていないことが分かるのも珍しい。私にとっては完全にNG厩舎になりました。

ただでさえ数を使えないのに、放置した挙句にハービンジャー産駒をダートで適当に2回使い、最後まで芝のマイル以上を試してもらえませんでした。引退レースで直線伸びてきていたのを見ると、札幌芝2,000で走る姿を見てみたかったなと思ってしまいます。

ジョインザフロウ
5戦してフレジエと同じく掲示板に載ることなく引退。ただこちらは不満なく、猛烈にひどい出遅れ癖をどうにかしようと試行錯誤してくれた厩舎関係者に感謝です。

ジョインザフロウは力を出し切っての引退かなと思いますし、引退レースで怪我をしてしまったものの無事繁殖として買い手がついたのも良かったです。ノーザンから出されてしまったので産駒に出資する機会は巡ってこなさそうですが、産駒の活躍が楽しみです。

東京サラブレッドクラブ

レッドヴェイパー
禁止薬物疑惑で156頭が除外になったあの事件の被害馬で、デビュー戦は直前に除外に(結果は全馬陰性)。しっかり翌週デビューして勝利。1カ月後には私にとって初の重賞挑戦で5着。現状はここをピークに低迷。

転厩、ダート、千直など試せることは試していますし、早熟傾向のキンシャサ産駒ということを考えると、このままの成績ではそろそろ…という不安があります。ここらで一発良いレースを期待したい。

レッドアダン
デビュー2戦目で勝ち上がり。好走凡走差が激しいものの中山では3走して全て3着以内。9月からの中山開催に向けて準備を進めていた(と勝手に思っている)のですが、残念ながら夏バテで天栄へ逆戻り。血統的にはまだまだ成長すると思うのでしばらくは我慢ですかね。

レッドシンシア
5戦して掲示板に載ることなく引退。現地でも見ましたが馬体はとても立派でパワーがありそうに見えました。調教もなかなかの時計が出ていて、これで走らないとは…分からないものですね。

3戦目に逃げて4角先頭で直線を向いた時はドキドキしましたね。サラオクで落札されていたので、どこかで現役を続けられると思います。頑張ってほしい。そして谷川牧場に戻ってターファイトで産駒の募集を…。

ターファイトクラブ

ザントブリッツ
初の地方出資馬。3着→2着3回→5戦目の特別競走で初勝利。そこまでは逃げ先行のレースだったものの、その後控えた(スピードが足りなかった?)際に砂を被って走る気をなくしてしまうという可愛らしい面を見せるようになり、相手が強くなったこともあり直近は苦戦。

夏場は休養でただでさえ大きな馬体がさらに大きくなっているようで。中央からの転厩組が増えてさらに相手関係も厳しくなると思いますが復帰が楽しみです。

ジャストポケット
8走して最高着順は2着。一時期低迷したものの最近は良い走りをするようになっていて、血統的にも晩成と思われこれからが楽しみだったたけに勝ち上がれなかったのは悔やまれます。

レース後コメントではまだ今後の進退についてコメントがなかったので、引退なのか地方転厩なのかは不明です。ダートは1戦して負けてますが中距離かつそもそも1年も前の話ですし、成長したいまならダート短距離でいけるのではと思ってしまいます。現役続行なら再ファンドを期待して応援します。

広尾サラブレッド倶楽部

スノージュエリー
惜しいなと思うレースもあったものの9戦して勝ちきれず引退。分かりやすく重馬場が苦手な馬で、札幌の芝もあっていそうだっただけに、札幌での引退レースが重になってしまったのは残念でした。

広尾に入るキッカケをくれた馬で、デビュー戦を観に福島競馬場に行ったのも懐かしい思い出です。

ただただ長い作文になってしまった。

以上!!!