シルクホースクラブ2020年度の出資馬

昨日のシルク結果発表をもって長きに渡る2020年の募集馬検討が終わりました。2,3年後の答え合わせ用の備忘録として出資理由と想定を残しておきます！良いと思って出資を決めたので当然ですが夢を見るような良いことしか書いてません、悪しからず。

※募集馬の写真はシルクホースクラブホームページ掲載の情報であり、転載許可をいただいております。

総評

結果としては大満足です。100点満点。

初めて3年分の実績を持って挑めたので、去年であれば泣く泣く諦めていたであろう馬にもチャレンジ出来たのは良かったです。また去年は高額馬にも出資してみたものの、思うところがあって今年は1,000～2,000万円台に限定(※ダメ元で申し込んだウェイヴェルアベニュー19を除く)。この金額帯で血統、馬体、歩様、厩舎とすべて納得のいく馬のみ申し込みました。

中間発表時点では5頭出資出来ればという予想でしたが、まさかの抽優当選+ボーダーギリギリ届かないだろうと予想した2頭が共にギリギリ届いたため、合計8頭と過去1番の頭数になりました。しかも読み違えた3頭がすべて5口申込と予算的にはオーバーしまくりです。1年後のデビューまで生き延びて無事に走る姿を見れるように頑張ります。

渾身の抽優馬 60 ポーレン19(父キタサンブラック)

200/721の抽選を突破して無事に出資確定。今年度のシルクはそもそも牡馬が少なく、さらに配合的にクラシック狙いの馬が少なかったのも影響したのか、想像以上に人気が集中したポーレン19。

測尺問題なし。可動域が広くグイグイ前へ進む歩様、トモの容量や柔軟性、腰や首の使い方と動画は全体的に高く評価しました。腰高でまだ成長の余地を残していて、父キタサンブラックと同様に500kg超でデビューするのではないかと思います。大型馬でも重苦しさがないのは良いですね。

最初に動画を見た段階で「抽優はツルマルワンピース19かポーレン19」と感じました。父が未知数ではあるものの金額的に1，2勝出来れば十分回収可能ですし、一発重賞級の可能性も夢を見れると思いポーレン19を抽優に。心配事は1つだけで、とにかく怪我だけはしないことを願う。

他は募集番号順に。

6 マンドゥラ19(父ハーツクライ)

ハーツ産駒が欲しかった。サンデー/社台では気になるハーツ産駒がいたもののいずれも予算オーバー。シルクでは牡馬2頭もとても良く見えましたが主戦場がダートになりそう…ハーツ産駒に出資するならやはり芝で勝負出来る馬が良い。そこで狙ったのがマンドゥラ19。

兄姉成績がイマイチであることはひっかかるものの、一族からはワールドプレミアやヴェルトライゼンデなど活躍馬が出ている良血馬。体高が149とやや小さいが腰高でまだまだ変わってきそうで、その他の測尺は許容範囲。

可動域、筋肉の柔軟性を評価。動画を見れば見るほど良く見えて、最初1口でしたがもう1口追加しました。シルクと相性の良い尾関厩舎、晩成傾向が強いハーツ産駒ですが母系にDanzigが入っていると早くから始動出来る傾向があるのもプラスです。

14 ハイドバウンド19(父ドゥラメンテ)

既に第1世代の2歳馬が出走31頭のうち6頭勝ち上がり、ある程度信頼出来るドゥラメンテ産駒。シルクの他のドゥラメンテ産駒も魅力的で悩みましたが、Nureyev5×4、トライマイベスト(≒El Gran Senor)5×4のクロスという一発ありそうな期待感から、私が選んだのはハイドバウンド19。

動画や立ち姿は細身で現時点では筋肉が不足しているように見えます。個人的な馬体の好みとしてはトモにもっと厚みと丸みがある方が好きなのですが、ぺたんとしたトモはドゥラメンテ産駒の特徴の1つと受け止めています。筋肉自体は柔らかく、歩様もキビキビしていて動きは良く見えます(シルクさん、早送りしてないですよね？)。

兄姉は4/5で勝ち上がりで大外れを出さない母の繁殖能力には安心感あり。カタログコメントと血統から気性は難がありそうなので力を発揮出来るかどうか。まともに走れれば勝ち上がりは問題ないはず。

29 シーイズトウショウ19(父キンシャサノキセキ)

大好きキンシャサノキセキ枠 その1。父母共に短距離の快速馬でロマンに溢れています。とはいえ成績が良くないキンシャサノキセキ牝馬で、母高齢な上に馬体が小さめに出ているので動画見る前はスルーする予定だったシーイズトウショウ19。

いかにも短距離馬という馬体と歩様。トモの容量があり、後ろ脚の踏み込みからもパワーを感じます。特に最初の動画を見た時よりもおうちツアー動画を見た時の印象が良く、この出来なら母高齢などデータ的に心配なことはあるものの勝ち上がりは出来るのは？と思います。

シーイズトウショウに出資出来るチャンスもそろそろ最後になりそうということもあり出資を決めました。また奥村武厩舎は出資馬ジョインザフロウのゲート出の悪さを諦めずに対応してくれた姿勢が好印象。

39 ジャポニカーラ19(父サトノアラジン)

想定以上の人気で実績では届かないと思ったもののギリギリ実績が足りてました。嬉しい。特別サトノアラジン産駒に注目をしていたわけではなく、安いから出資という訳でもなく、動画を見た時の衝撃のみで出資を決めたジャポニカーラ19。

全体的に薄めな身体、バネのある動き、柔軟性のあるトモ、可動域広くグイグイ前に出る肩の動き、気品のある顔。どこかで見覚えはありませんか？そうです、ディープインパクト産駒です。動画を全馬流してみていたのですが、当馬の動画を見た瞬間に衝撃が走りました。「あれ？ディープ産駒？」と思って確認したらサトノアラジン産駒。そこで今年注目して勉強していたテシオ理論的に調べてみると、優先祖先はディープインパクト。「あ、これだ。1,200万で(ほぼ)ディープ牝馬に出資出来るなんて！」と興奮して速攻で出資を決めました。

衝撃だけで2018年産駒のミエリ(サミター18)と同じくまた小さい牝馬にいってしまいました。。初仔牝馬で418kgですが、腰高ですし測尺から見ても440～450kgくらいまでは大きくなると予想しています。それくらい大きくならないとしんどい。

62 フェイトカラー19(父ジャスタウェイ)

成績が上がってこないジャスタウェイ産駒ですが、とにかく産駒の馬体が良く見える(好み)。出資馬で勝ち上がれていないジャスタウェイ産駒も良い馬体だったな。馬体詐欺にあうかもですが、詐欺にあっても後悔しない馬体と判断して出資を決めたフェイトカラー19。

1月生まれなこともあり筋肉量豊富でパワーがありそうな馬体。腹回りはちょっと大きすぎる印象も、動き全体には重苦しさはないのは高評価。芝ダートいずれもこなせそう。肩の出や後ろ脚の踏み込みから柔軟性があり、精神的にも落ち着いてゆったりとした動きなので距離は中距離くらいまでは持ちそう。父ジャスタウェイに母系NureyevやRobertoは好相性。1つ2つ勝って楽しませてくれると思い出資決定。

65 ボシンシェ19(父キンシャサノキセキ)

大好きキンシャサノキセキ枠 その2。キンシャサ産駒で流行りのHis Majesty(≒Graustark)のクロス持ち。牡馬だったらなお良かったとは思っていますが、半兄ブリジャールのリベンジを果たしたいボシンシェ19。

測尺、馬体、歩様と全体的に大きな欠点がなく平均点が高いタイプに見えます。前述したHis Majesty(≒Graustark)4×6以外にもNorthan Dancer5×5×5、Lyphard4×4を併せ持ち、血統的には成功するキンシャサノキセキ産駒。募集されることが分かってから情報公開される中で、1度も迷うことなく出資を決めた1頭になりました。

71 トレジャーステイト19(父スクリーンヒーロー)

募集されることが分かってからずっと注目していましたが、みなさんも同じだったようで人気だったため抽優にしようか悩みましたが実績にかけることに。結果としてはまさかの私がボーダーラインになりました。本当にギリギリ縁があったトレジャーステイト19。

フェイトカラー19と同様に1月生まれで筋肉パンパンな大好物馬体。キビキビした短距離馬っぽい歩様も好み。父スクリーンヒーローに母系の3列目にSadler’s Wellsはモーリス、Danzig4×4はジェネラーレウーノと同じ配合。成功例を意識してノーザン満を持しての配合と期待しています。気性はやや荒そう。

頭数多いとまとめるのも一苦労。全馬勝ち上がりという夢のまた夢を見ています。現実を見るのは2年後で良いので、しばらくは夢を見続けたいと思います。

それにしても相変わらず言うことがコロコロ変わるようで、今年1月に2020年最優先で出資したい種牡馬を6頭に絞りました。で書いた種牡馬のうち1頭しか出資してない。。

以上！！！