出資馬3頭の見学を終え、ノーザンファーム早来の向かい側にある社台SSへ。

厩舎内は良い写真撮れなかったので、聞いた話で印象に残っていること+放牧地にいた種牡馬の写真メインでお届けします。

クロフネ

今年種付のなかったクロフネ。来年の種付も未定らしいです。寂しいですが馬の健康を考えるとそろそろ引退なのかもしれませんね。出資馬コバルトウィングがクロフネの血を繋ぐ種牡馬になってほしい。

ハーツクライ

今年の2歳はハーツの当たり年ですが、ディープを付けに来た海外の繁殖牝馬はかなりの数がハーツに流れたため、数年後もものすごいことになりそう。なぜハーツにそこまで流れたのかというと、元々海外ではハーツ自身も産駒も実績があり評価は高かったためだそうです。

ダイワメジャー

高齢だが馬体は健康そのもの。非常に丈夫な産駒を輩出してくれますし、まだまだ種牡馬として活躍馬を出しそう。ちなみに種牡馬の健康はアメリカの専門家が来て検査してるらしいです。

ロードカナロア

馬は誰が種付数多いか何となく把握しているらしいです。衝撃。そして種付数多い=子孫を残す価値があるということで、自分は偉いと認識するようです。衝撃。他馬と一緒になると威嚇することもあるらしく、カナロアは産駒が扱いやすいタイプが多い気がしており結構意外なお話でした。そして全く近付いてきてくれませんでした。


サトノダイヤモンド

現役時代は精神面で大きく調子を崩していたものの、いまは復調しているとのことで体も大きくなっていました。しかし現役時代の成績に波があることと種付料が影響したのか種付数は少なめ。3歳有馬勝って種牡馬入りしてたら大人気だっただろうな。

ジャスタウェイ

ヴェロックスの菊花賞は残念でしたが、距離も芝ダートも適性が幅広めで良い産駒を安定的に出してますね。右前脚は何かしらあったと思うが、特に報告がないレベルの軽傷だと思うとのこと。

オルフェーヴル

種付数の多いカナロアが偉そうになったのと反対に、オルフェーヴルは最近大人しいようです。あと鹿が来ると怖がって逃げるらしいです。種付数も減ってしまっていますが今年の2歳勝ち上がりは上位で、種付料が下がればもう1度種付数が増えるのではないかという嬉しい話が聞けました。

レッドファルクス

個人的にとても楽しみな新種牡馬。単純に好きなんですよね。ただ短距離路線はライバル種牡馬が多いので、生き残りが大変そう。産駒の募集があると良いな。元気に走り回っていたり体中泥が付いていたり、まだまだやんちゃみたいです。



リーチザクラウン

父として、そして母父としても活躍馬を輩出するスペシャルウィークの貴重な後継。リーチザクラウンの種牡馬成績はイマイチですが、スペシャルウィークから応援している根強いファンが多いようです。気性がかなり荒いので通常の柵に加えて電子柵もつけられてました。

イスラボニータ

案内してくれたスタッフさんイチオシの新種牡馬。私のウイポでも名馬を数多く輩出してくれたので期待しています(関係ない)。顔が可愛く、女性人気No1らしいです。私は男だからか近付いてきてくれませんでした。

こんなに種牡馬をたくさん見たのは初めてでしたが、1時間以上スタッフさんの説明付で見ることが出来て非常に楽しい時間になりました。ありがとうございました!

それにしてもほぼ全馬が草を食べている写真になってしまいました。そんな中でレッドファルクスは寄ってきて色々な表情を見せてくれました。可愛かったなー。

次は新ひだかにある坂本智弘牧場へ。約100km。

以上!!!