ターファイトの当歳世代の呼び名がCrestになったということで、昔よくお世話になっていたライブハウスの名前が先に思い浮かんできてまだ呼び慣れないですね。というかCrestの前のBlazeもよくお世話になったライブハウス。Dは何でしょうね。duoかな。

そんなことは置いておいて、募集馬一覧。
https://www.turfight.com/sell/newadd/

ツアーに行ったらまた更新する予定ですが、とりあえず立ち姿と動画を見たので全11頭の個人的な感想を。
※写真は全てターファイトクラブ公式サイトより転載

Crest-1 ドリームオブジェニー19(父キングカメハメハ)

募集総額7,500万
牡馬
母11歳時
7連産
谷川牧場生産
高野友和厩舎

キンカメのラストクロップで牡馬。後継種牡馬は多々いますが、それに続く馬になれるか期待しかないですね。立ち姿と動画を見る限り文句なし。軽快な歩様、筋肉がしっかりついた腰・トモ、可動域の広い後脚の踏み込み。走りそうな雰囲気があります。

厩舎はこれまでの兄姉たち同様に高野厩舎。SS系以外の種牡馬との初産駒でこれまでとタイプは違うようですが、産駒の特徴をよく知る高野厩舎なら大丈夫でしょう。現時点で出資の有力候補。1つ上のドリームオブジェニー18に続いての兄弟出資になりそうです。

Crest-2 ニシノマザーアース19(父シニスターミニスター)

募集金額1,400万
牡馬
母12歳時
8連産
谷川牧場生産
奥村豊厩舎

谷川牧場さんのTwitterで初めて見た時、当歳とは思えない筋肉量に興奮を覚えました。シニミニ×母父ブライアンズタイムは頭数少ないもののかなりの勝ち上がり率。また奥村豊厩舎も個人的に注目しているので、字面からは有力候補だったのですが。。

動画を見る限りどうにも歩様があまり好みではなさそう。後脚の踏み込みが弱く、全体的に若干固さも感じる。動画でそう見えただけかもしれないのでツアーでしっかりチェックしたい。谷川牧場で金額も安いので、おそらくツアーと検討会で満口になるから様子見出来ないのが辛い。

Crest-3 トゥニーポート19(父マジェスティックウォリアー)

募集金額2,100万
牡馬
母12歳時
3連産
笹地牧場生産
加用正厩舎

母トゥニーポートは元々ターファイトで募集され、OPクラスで約1億円稼いだ馬です。歩様スムーズで悪くはない。谷川さんの2頭を見た直後なのでこじんまりとしたように見えてしまいますが、当歳時小柄だった半姉は480kg超まで成長しているようなので気にしなくて良さそうです。

加用厩舎×ターファイトの成績がイマイチすぎるのはマイナス。またマジェスティックウォリアー産駒が好調だからか出来が良く自信の表れかもしれないが、種付料から考えると割高感が拭えない。

Crest-4 サトノアーチ19(父カレンブラックヒル)

募集金額1,000万
牡馬
母12歳時
7連産
静内ファーム生産
小野次郎厩舎

立ち姿と歩様は平均的かなと思いますが、牧場内を走り回っている姿は元気一杯でスピード感があり魅力的ですね。カレンブラックヒル産駒は早めから動けそうなのも好感。しかし母産駒と厩舎の成績を見ると、手を出しにくいのが正直なところ。

Crest-5 マルカジュリエット19(父ビッグアーサー)

募集金額1,000万
牝馬
母19歳時
4連産
ナカノファーム生産
勢司和浩厩舎

パワーのありそうな動き。血統的に短距離で楽しめそうですね。ビッグアーサーは初年度164頭も種付けしているようですが、私の入っているクラブだとターファイト以外では出資する機会が少なさそう。

母高齢かつ母産駒と厩舎の成績を見るとサトノアーサー19と同様データ的には手を出しにくいですが、馬自体はなかなか良さそうなので気になっています。ツアー次第でどうするか決めることになりそう。

Crest-6メイショウユウゼン19(父ザファクター)

募集金額1,500万
牝馬
母18歳時
3連産
中島牧場生産
矢野英一厩舎

カッパツハッチの半妹。私が知らなかっただけかもですが、聞き慣れない謎種牡馬ザファクター。個人的には今年の注目株として立ち姿と動画を楽しみにしていました。

歩様は踏み込みしっかりしていて力強さを感じる好みのタイプ。動いているところを見るとそこまでではないですが、立ち姿だけ見ると胴が長く背が垂れていてバランスが悪く見えます。カッパツハッチの募集時の馬体と比較してもだいぶ胴が長いです。あと繁殖を意識したコメントがあったのも気になる。

中島牧場×ターファイト、矢野厩舎×ターファイトといずれもまずまずの成績。胴の長さ含めてバランスの悪さが気にならなければ出資候補。

Crest-7 レディシアトル19(父サトノアラジン)

募集金額1,200万
牝馬
母6歳時
3連産
笹地牧場生産
上原博之厩舎

立ち姿と歩様動画はイマイチかな?と思いましたが、笹地さんインタビュー動画内での動きを見て印象が一変。早生まれとはいえ馬格、バランス、トモと腰の筋肉が素晴らしい。

全体的に母が高齢な募集馬の中で唯一の母10歳未満で、まだ産駒も1頭しか走っていないため繁殖としての力は未知数。となると血統背景から推測するしかないですが、そうなると母父エンパイアメーカーの成績が良くないのは懸念材料。

Crest-8 ティンクルハート19(父キングカメハメハ)

募集金額2,800万
牝馬
母16歳時
7連産
今牧場生産
羽月友彦厩舎

筋骨隆々という訳ではないですが、全体的に非常にバランスの良い馬体。歩様もスムーズで上質さを感じます。芝の中距離で活躍しそうなイメージ。

ファレノプシスの血を引く馬ということで血統的にも非常に魅力的。母高齢かつ厩舎成績を考慮しても出資すべきか、ツアーでチェックしたい1頭。

Crest-9 ムゲン19(父コパノリッキー)

募集金額1,000万
牝馬
母23歳時
空胎明け
坂本智広牧場生産
高柳大輔厩舎

大好きなコパノリッキーの初年度産駒ということで、母高齢だがとても楽しみにしていた1頭。

馬体も歩様も悪くないように見えます。路線も明確にダート1本と言ってくれているのは出資する側としては判断しやすくて助かります。ただ空胎明けですしダートが主戦場なので、牡馬だったらなお良かったなと思ってしまいます。

Crest-10 ラヴァーズレーン19(父ホッコータルマエ)

募集金額1,700万
牝馬
母18歳時
2連産
村田牧場生産
寺島良厩舎

パッと見で分かるほど繋ぎが長く、歩様動画を見る限りクッション性が高そう。母系からダート向きなのは間違いなさそうですが、意外と芝もいける気がしています。まぁ、村田さんのコメント読む限りダートで使うでしょう。

となると、ムゲン19と同様に母高齢のダート牝馬。ホッコータルマエ産駒に出資したいという気持ちもあるが悩ましい1頭。ちなみに村田牧場×寺島厩舎は出資しているメジェルダ18と同じ組み合わせ。

Crest-11 プンターレ19(父トーセンブライト)

募集金額500万
牝馬
母10歳時
3連産
高橋義浩氏生産 矢沼ステーブル提供
高野毅厩舎(大井)

出資馬でもある半兄ザントブリッツと同じく大井所属。500kgを超える大型馬の半兄とは異なりコンパクトにまとまった馬体。牧場を駆け抜ける姿からは素軽さが伝わってきます。

そして調べて初めて知ったのが、たった36頭しかいないトーセンブライト産駒の勝ち上がり率が25%で意外と悪くないということ。ほぼ全ての勝利をダートで上げている超ダート種牡馬で興味が上昇中。

南関東牝馬クラシックなんて出れたら最高すぎます。今年のダート牝馬枠はこの馬が最有力候補。

以上!!!